(81-0040)
↑ ピン入れ場では、強い湿気とエンジンの熱気が交じり合って、機体だけでなく背景の絵もゆらゆらとするので、写真としては得られるものが少ない。後ろに写るふわふわのラプターが共同演習だったことを証明する写真となる程度・・
↑ このZZ-124/85-0124は、元々エグリン基地の第33戦術戦闘航空団(33rd TFW)に所属し、湾岸戦争時の1991年2月7日 スパロー空対空ミサイルでイラクのSu-7を撃墜している機体である。その後、アラスカの3rd WG/19th FSを経て、嘉手納の18th WGに配属された。
(83-0024)
↑ 訓練を終えて着陸するF-15C/830024。F-15の特徴の一つでもある二次元型空気取り込み口。上側4度、下方に11度に動くが、離陸、着陸時は、下方に向けられて空気量の調整を行っている。
(81-0029)
↑ 嘉手納基地のF-15の中で、特に濃淡グレーの際立った塗装をしていたZZ-029/81-0029。この機体を見ると、改めてF-15は迷彩塗装だったのだと認識させられる。
↑ 3rd WGのF-22Aは、シェルターにも入らず、夜も雨の中外に並べられ、ウェイポンベイも開いたまで、次の飛行を待つ。
↑ 昨年秋から始まった南側滑走路の工事の影響で、イーグル君達も全て道の駅側から離陸の様子が撮影できるので有難い。暗い雨の中、彼らはアフターバーナーを焚いて,次々に上がっていく。
18th WG
(85-0121)
↑ 久々に見た航空団司令指定機のF-15C。注目の機体ナンバーは、85-0121であった。
F-15C/D in 2011
2011年は、平成23年で台湾民国100周年にあたる年。チュニジアでジャスミン革命が起こり、エジプトにも波及、中東アフリカ諸国の民主化の波が沸き起こった。アジアに目を向ければ、某国はGDPで日本を抜いて世界第2位の経済大国となり、初のステルス戦闘機 殲20が初飛行するなど航空界の話題も多い。
 そんな中、2011年1月にアラスカのエルメンドルフからF-22Aラプターが15機嘉手納に展開した。訓練期間が4か月を予定していたので、本来なら2月~3月に嘉手納基地へ行くのが理想だったが、休暇の調整も難しかったので、4月ギリギリで嘉手納行を決行する事となった。幸いなことにラプターはまだ飛んでいたが、撮影を開始した初日の4月4日は沖縄は雨・・・大荒れの天気の中でスタートを切った3日間であったが、F-22Aと共同訓練をしたF-15C/Dの様子をお伝えしたい。
↑ 離陸するF-15D/83-0047。翌日4月5日は快晴の天気となった。清々しい気分で撮影に臨んだが、雨の日の翌日の快晴日激しい陽炎が立つ事をすっかり忘れていた。こう言う日はタキシングは殆ど絵にならない。
(85-0124)
折角休暇を取って、嘉手納展開したのに、4月4日朝から雨の続く天気である。しかし、雨にも負けずラプター君もイーグル君も良く飛んでくれた。18th WGの F-15C/Dは、3rd WGのF-22Aとの共同訓練で燃料タンクを付けて飛ぶ機体が目立った。昨年11月に引き続き、今回も44th FSの吸血鬼ばかりで、赤い闘鶏はどこに行ってしまったのか・・・
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光の当たる角度によって、尾翼のテールレターやナンバーが全く読めなくなる。文字のステルス現象?背景の工事車両などがうるさいが、これも工事が行われていたことを示す記録として残しておこう。
(85-0120)
Wings
(83-0034)
↑ この機体も最近18th WGに補充されてきたF-15Cで、やはり最近までラングレーの1st FWで使われていた機体である。アフターバーナーを使用すると、R/W-23 leftで離陸滑走初めて、750~800mの地点で機体は既に宙に浮いている。
(82-0012)
↑ アフターバーナーから出る炎のリングは、ダイヤモンド現象と呼ばれるもので、エンジン内で燃焼できなかった一部の燃料が、エンジンから出る激しい衝撃波によって外で燃焼することから生まれるもらしい。